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1944年、川崎車輌製。

1972年に新庄区で廃車後、埼玉県吹上小学校で静態保存。

1987年、翌年に開催されるさいたま博覧会に合わせて本機の動態復活が決定し、同年に車籍復活後、高崎区に配置された。

同年中に大宮工場で動態復元が行われ、東日本における動態復活機の第1号となった本機は、JRから除籍された後に埼玉北部観光振興財団に譲渡され、1988年から秩父鉄道で「パレオエクスプレス」の牽引機として活躍している。
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2000年に振興財団が解散し、その後の本機の所有は秩父市を経て秩父鉄道になっており、現在もパレオエクスプレスの牽引機として活躍している。

以前は秩父鉄道のみならず、D51 498の予備機的な扱いで上越線での重連やピンチヒッター、さらには磐越西線や大糸線などといった他の東日本管内の様々な路線に出向いていたが、現在は保安装置の関係もあってあまり行われていない。
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前照灯は現役時代では主灯•副灯ともにシールドビームだったが、復元時に大型の物へ交換された。

また、パレオエクスプレス運行開始当初はランボードに金、ロッドに赤、前面や煙室下部に「PALEO EXPRESS」のマークがあしらわれたが、金装飾は1992年頃に黒く塗りつぶされ、マークも後に外された。
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ナンバープレートは復元時に形式入りの物へと交換されたが、現在はたまに現役時代に付けていた通常のプレートを付けて走ることもある。
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ランボード上に設置されていた清缶剤送入装置は復元時に撤去された。

デフも九州のC58が付けていた門デフや、C58 33と同形の後藤デフを付けて走ることもあり、様々な姿を我々に見せてくれる。
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本機は管理委託先が高崎区であるため、交番検査は高崎区で行われている。

そのため区名札も高崎区を示す [高] だったが、2022年に高崎区がぐんま車両センターへ改称されたことにより、本機の区名札も秩父を示す [秩] となった。
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ロッドにも2000年代後半までは赤色が入っていたが、現在はなくなっている。

なお、現在の本機の動輪はC58 219の物を履いており、本来の動輪は広瀬川原車両基地で保管されている。FullSizeRender
テンダー前照灯には庇が付いている。

復元時に重油タンクも新設されたが、外観美化のため内部に埋め込まれた。

この芸当は今後の東日本における復活蒸機に多く採用されている。

側面にはパレオエクスプレス運行開始から1992年までは同列車の名前の元となったパレオパラドキシアのロゴマークが大きく描かれていた。

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