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1939年、川崎車両製。

1973年に新津区で廃車後、秋田県横手市の横手公園に静態保存された。

当機は新津区最終在籍SLの1機であり、1972年には日本の鉄道100年を記念して放送されたテレビドラマ「大いなる旅路」にも出演している。

保存に際し、保存場所の立地の関係から新津区から横手駅まで回送後、現地解体されてトレーラーによって搬入された。

現在は横手市によって時々整備されており、冬季には積雪対策のカバーが全体に掛けられる。
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煙室ハンドルや手摺、デフ淵、ランボード横などと、ありとあらゆる箇所がクリーム色で塗装されている。

元々は白色であったが、2012年頃に黄色へ変更され、2017年に現在のクリーム色となった。

昔は煙室ハンドルを動かすことができたが、現在はペンキで固められている。
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ところどころ塗料が垂れてしまっている箇所がある。
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前照灯はレンズ部分に網目状のカバーが取り付けられている。

2011年の東日本大震災の影響で一時期傾いていたが、現在は元通りに直されている。
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ロッドは白色で塗装されている。

かつては銀色で溝に緑色の色差しがされていたが、2012年の整備で白一色にされてしまった。

公式側のスライドバーにはクロスヘッドと被っている部分にかつての緑色が残っている。

写真では写っていないが、シリンダーの点検蓋は開閉できるようになっている。
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テンダーにかかるほど延長されたキャブ屋根。

この装備も雪国の蒸機ならでは。
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公式側、非公式側共にナンバープレートや銘板などが全て付いている。

現役時代、公式側のナンバープレートは区名札入れの上部ギリギリに付けられていたが、保存の際に嵩上げされて銘板なども取り付けられた。
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キャブの中に入ることが可能。

メーターなどの計器類はほぼ残っている他、一部は稼働できる状態で残っている。

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テンダーには2004年から登上防止の覆いが取り付けた。

保存当初は現役時代に使用していた大型の重油タンクがそのまま搭載されていたが、しばらくしてから撤去されている。

漏水管やステップは人がテンダーへ登るのを防ぐために軒並み外されている。

イメージ 7

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また、当機の傍にはポイント切り替えの標識と腕木式信号機も保存されている。

残念ながらどちらも動作はしない。

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先述の通り、当機は2012年までランボードなどが白で塗られており、いかにもSLらしい佇まいがあった。


新津区伝統のランボードの白線が失われてしまったことは大きい。

震災から2ヶ月後の姿なため、前照灯がかなり急な角度まで傾いている。

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2021年には再塗装され、綺麗な姿が蘇った。