1917年、川崎造船所製。
刻印が無くなっているため何号機の物かは不明。
院内駅の近くにある旧院内小学校の校舎を利用した院内地区センターの正門左側に保存されている。
秋鉄局で勤務されていた院内出身の方がかつての学び舎へ寄贈し、土崎工場で最後に解体された蒸気機関車の動輪が1976年5月22日に校庭に設置された。
部分的ではあるが、秋田県最南端の保存蒸機でもある。
先述の通り何号機の物か定かではないが、角館駅前に保存されている動輪と同一機の物という可能性がある。
錆が厚く、刻印が確認できないのが残念。
2対設置されている。
設置当初は綺麗に塗装されていたが、現在はその面影も無い。
雑草に埋もれているが、一応レールも敷かれている。
奥羽本線全線開通110周年記念で案内板も設置されたが、約1年たらずで撤去された。
現在は枠組みのみ残っている。